【SwitchBot】スマートテレビドアホン&拡張モニター 実機使用レビュー

防犯対策や日常生活の利便性向上に役立つスマートデバイスとして、スマートテレビドアホンが有力な候補になります。

本記事では、SwitchBotのスマートテレビドアホンで出来ることや、初期設定の手順、おすすめの機能について詳しく解説します。

実際に使用して感じたメリットや不満点、スマートロックとの連携機能なども紹介していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

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スマートテレビドアホンで出来ること

外出先からの応答

玄関子機のドアベルが押されるとスマートフォンに通知が届きます。
それに応じてアプリを開けば映像を確認し音声で返答が可能です。

不在時の置き配の場所の指示や、ロックシリーズを導入していれば確認後の解錠も可能です。

人を検知しての通知

ドアベルが押されなくても人を検知してスマートフォンに通知を送ることが可能です。

空き巣などは事前に下見やマーキングを行うことも報告されていますので、そういったものに気付くことは防犯上のメリットが大きいです。

給電による充電不要での動作

モニターやソーラーパネルから給電することで玄関子機の充電作業が不要になります。

多少の電気工作ができるのであればACアダプタからの給電も可能です。

訪問客の履歴確認と映像の自動録画

訪問客の履歴が後から確認可能です。

また最大60秒の自動録画が可能で、後から誰が訪ねてきたのかを確認することができます。

赤外線カメラとLEDライトでのナイトビジョン

赤外線カメラを搭載しており夜でも映像の確認がしやすいです。
LEDライトを使用すれば暗い時でもフルカラーで映像が表示されます。

おまかせ応答機能

あらかじめ登録された音声での代理応答が可能です。
いくつかのパターンはあらかじめ登録されていますし自身での録音も可能です。

女性の方で知人以外へ肉声での応答を避けたい場合や、不在時にのみ置き配場所を指示する音声で自動応答したりすることが可能です。

拡張モニターでさらに便利に

拡張モニターを増やすことで宅内で応答可能なエリアを拡張することができます。

一階二階でそれぞれ設置するなど、モニタから離れた場所にいる場合に慌てて対応したりせずに済みます。

ロック製品との連動

ロック製品と連動させることで、テレビドアホンのモニターから解錠したり、交通系ICカードやNFC対応スマートフォンを玄関子機にかざすことでカードキー代わりに使用することができます。

盗難防止アラート

玄関子機が強引に取り外されると子機から大きな警告音が鳴り、同時にスマートフォンに通知が送られ、子機自体の盗難防止に役立ちます。

クラウドへの動画保存

クラウドサービスを利用すると、動画をモニター親機のSDカードではなくクラウドストレージへ保存できます。

クラウドサービスはSwitchBotで提供されるもののみで、月額の使用料金がかかります。
また、スマートテレビドアホンだけでなく別のカメラデバイスのデータも合わせて管理可能です。

スマートテレビドアホンの初期設定

パッケージと付属品

まずはパッケージと付属品を確認していきましょう。

スマートテレビドアホン

同梱物は以下の通りです。

  • モニター親機
  • 玄関子機
  • 取付ステッカー
  • 取付用両面テープ
  • 取付プレート
  • 角度調節台
  • 取付金具
  • ネジ、アンカー
  • 取り外しピン
  • 充電用ケーブル

化粧プレート

玄関子機が一般的なドアホンの玄関子機よりも細身のため、既存の設置穴が玄関子機でカバーできない場合に使用します。

化粧プレート本体のみで同梱物はありません。

拡張モニター

拡張モニターを登録することで応答用のモニターの数を増やすことができます。

テレビドアホンのオプションなので単独で使用はできません。

同梱物は以下の通りです。

  • 拡張モニター本体
  • 取付ステッカー
  • 取付プレート
  • ネジ、アンカー

モニター親機と拡張モニターの違い

モニタ自体のサイズなどのハードウェアの仕様は同じです。
拡張モニターの場合はSDカードのスロットがふさがれています。

モニター親機と拡張モニタを入れ替えることはできないので、ソフトウェアにも違いがあると思われます。

テレビドアホン玄関子機の設置

玄関子機の設置については別の記事で説明しています。
ACアダプターを利用しての給電方法の説明もあります。

アプリへの追加と初期設定

スマートテレビドアホンの追加

SwitchBotアプリを使用してスマートテレビドアホンを使用可能な状態にします。
手順は以下の通りです。

玄関子機の操作も必要なので本体を取付プレートから取り外して置きましょう。

ホーム画面右上の「+」アイコンから「デバイスの追加」をタップします。
デバイス一覧の「セキュリティ」カテゴリから「テレビドアホン」を選びます。
デバイスと接続します。

モニター親機の「通話ボタン」と「終了ボタン」を同時に2秒以上長押しし、ネットワーク設定モードになるまで待ちます。

次に玄関子機のスイッチをONにします。

アプリで「デバイスに接続」を選択します。

ネットワーク設定を行います。
デバイス名と設置場所(ルーム)を設定します。
玄関子機を取付プレートに設置し完了です。

クラウド広告の停止

スマートテレビドアホンをアプリに追加するとデフォルトでクラウドサービスの広告が表示されています。

この広告は「詳細設定」から非表示にすることができます。

拡張モニターの追加

拡張モニターの追加はデバイスの追加からではなくスマートテレビドアホンの設定から行います。
手順は以下の通りです。

デバイスと接続します。

拡張モニターの「通話ボタン」と「終了ボタン」を同時に2秒以上長押しし、ネットワーク設定モードになるまで待ち、接続します。

ネットワーク設定を行います。
拡張モニターを使用する場所に設置し完了です。

おすすめ機能紹介

実際に使ってみた機能をいくつかピックアップして紹介します。

スマートフォンアプリでの映像確認と音声応答

外出先からでもスマートフォンで映像の確認、音声での応答が可能です。

不在時に宅配があった場合などに置き配の場所を指示したり、その場で担当者と再配達時間の調整等も可能です。

玄関子機の自動給電機能

専用ソーラーパネルを使用したり背面の端子に給電用の電線を接続することで定期的な充電作業が不要になります。

背面の端子での給電は5V~6Vの直流で可能なので、モニターの給電端子と接続しなくてもACアダプターと接続でも問題ありません。

ACアダプターを使用した場合の設置手順はこちら

履歴と動画の確認

玄関子機のドアベルが押された履歴と録画された映像が後から確認可能です。

確認はモニター、アプリどちらでも可能です。
動画は最大で60秒録画可能なので自動応答でメッセージを残すよう案内することで留守番電話のように使用可能です。

おまかせ応答機能による代理応答・自動応答

あらかじめ登録された音声で代理応答が可能です。

モニターでの応答時に手動で応答させることも可能ですしドアベルが押された場合に自動で応答することも可能です。

オートメーションで自動応答のON/OFFを変更できるので不在時のみ自動応答といったことも可能です。

ロック製品のテレビドアホンでの解錠操作

ロック製品を連動させることでモニターのボタンで解錠することができるようになります。

またNFCカードを登録することで交通系ICカードやNFC対応スマートフォンをカードキーとして使用できるようになり、玄関子機にかざすことで解錠可能になります。

取り外しアラートの設定

玄関子機を無理に取り外した際に大音量でのアラート音が再生される設定です。
またアプリ側にも通知が行われます。

盗難防止のためにONにしておくことをおすすめします。

アラートの停止はアプリから行うことができます。

実際にこう使っています

私はロックUltraと連動させて使用しています。

モニターはデスクの脇と、寝室のベッドから手の届く場所に設置しています。

スマートフォンをカードキー代わりに

スマートフォンのNFCを登録しカードキー代わりに使用しています。

玄関子機にかざすことで解錠されるので鍵を持ち歩かなくなりました。

アプリでの応答や履歴の確認

配達物の日時指定ができなかった場合に、外出先から置き配の場所を指示したり、帰る時間を伝えて再配達時間の調整などに利用しています。

また、履歴がしっかり残るので荷物を予定通り受け取れなかった場合に配達に来ていないのか気付かなかったのかがわかるのもよいと思います。

在宅時のみの自動応答

オートメーションを使用して、在宅時のみ自動でおまかせ応答をしています。

荷物の配達などだとすぐに応答がないと持ち帰ってしまうことも多いので、メッセージとしては「家にはいるので少し待っていて欲しい」といった形で、トイレや水仕事などですぐに応答できないときに不在と思われてしまわないように使っています。

不在時用に置き配指示などのメッセージでの利用も検討したのですが、不在であることを示すメッセージは防犯的にまずそうなので行っていません。

使って感じた不満点

モニター、アプリでの映像表示が遅い

玄関子機カメラの映像を確認しようとした場合に、表示が非常に遅い場合があります。

モニター側はアプリに比べると早いですが10秒近くかかることもありますし、アプリの場合は10秒だとまだ早い方です。

それをカバーするためか、ドアベルが押されたときにはモニター側では映像に先駆けて音声で応答可能になるので、宅内での対応で余り困ることはありませんが、外出先だと「アプリで映像を確認できた時にはもう立ち去ってしまっている」ということもありました。

ただ、過去のソフトウェアのアップデートで導入当初よりも確実に改善はされています。今後のさらなる改善に期待しましょう。

来客時のアプリへの通知が地味

買う前のイメージでは、アプリを使用して外出先でも対応可能ということでしたので、電話の着信のような通知が来て電話のように応答ができるのかと思っていました。

実際は他の機器の通知と同様にノーティフィケーションが一度届くだけで、来客があったことに気付かず応答できないことも多いです。

ネットワーク仕様におかしな点がある

デバイス情報を見ると玄関子機にWi-fi MACアドレスが表示されておらず、Bluetoothのみの接続に見えるのですが、おそらく玄関子機側もWi-fi接続が必要だと思われます。

MACアドレスフィルタリングでモニターのみWi-fiに接続できるようにしているとカメラ側の映像が確認できず、Wi-fiアクセスポイント側のログを確認すると不明なMACアドレスで接続を試みていて、そのアドレスを許可すると映像の確認が可能になりました。

Wi-fiの接続を機器単位で管理している場合は注意しましょう。

使って感じた良い点

ロックと連動させてのカードキーでの解錠

アプリを立ち上げることなくスマートフォンをさっとかざすだけで解錠できるのが非常に便利です。

ロック製品に対応した各種パッドでも同様のことができますが、賃貸だと機器の設置場所に制限があるのでカメラ付きドアホンと兼用で1つの機器で済むのがよいと思います。

5V ACアダプターを使用しての給電が可能

5VのACアダプターは汎用品で安価なので、既設のドアホンで使用していた電線にACアダプターを接続して給電が可能なのは良かったです。

IoT機器を導入し始めるとどんどん宅内に機器が増えていくのでバッテリー管理の手間が減るのはとても良いです。

モニターからの給電にするとモニターの設置位置が制限され場所の変更も難しくなるので無線式であるメリットが一つ消えてしまいます。

無線式でモニターの設置場所が自由

有線式のテレビドアホンでは応答用のモニターは動かすことができませんが、SwitchBotのテレビドアホンであればコンセントさえあれば電波の届く範囲どこにでも設置可能です。

部屋の模様替えをしたときなどに、手軽に設置場所を変更できるのがよいと思います。

まとめ

SwitchBotのスマートテレビドアホンは外出先からの応答やスマートロックとの連携など日常の利便性を大きく向上させるデバイスです。

給電方法の工夫で充電の手間を省けたり、防犯対策としても優れた機能を備えています。
アプリの通知や映像表示の速度など一部不満点もありますが、アップデートによる改善も期待できます。

スマートホーム化を進めたい方やセキュリティを強化したい方にとって導入を検討する価値のある製品だと思います。