UR賃貸物件などに入居した際、浴室にシャンプーやボディソープを置く備え付けの棚がないことがあります。
浴室に小物を置く場所があると日々の入浴が快適になりますが、賃貸物件では壁に穴を開ける工事はハードルが高い場合が多いです。
そこで今回は、賃貸でも原状回復が可能な剥がせる両面テープを活用し、実際に浴室に棚をDIYで設置した方法を紹介します。
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今回のように剥がすことのできる両面テープを使用して棚を設置する場合、特別な申請は不要です。
ただし退去時には原状回復が必要となるため、忘れずに取り外す必要があります。
一応ネジでの設置も検討し、タイルの目地に対してネジ打ちをする申請を出しましたが許可は下りませんでした。
棚の設置と防水処理のために、以下の資材と工具を使用しました。
棚に置きたいボトルのサイズを前提に選びます。
重いものを載せても剥がれにくくするため、壁への接地面がなるべく大きいものが適しています。
今回はアルミ製でタオル掛け付きのラックを購入しました。
壁の材質に合ったものを選びます。

浴室のタイル壁は一見平坦に見えても、目地やタイル中央に向かって微妙な膨らみなどの凹凸があります。
そのため厚みのある両面テープを選んで凹凸を吸収できるようにします。
今回購入したラックはタオル掛け部分がねじ止め式だったため、組み立てに使用しました。
両面テープ部分に水分が入り込まないよう、防水処理を施すために使います。
浴室という水場で使用するため、防カビ剤入りのシーラントがおすすめです。
シーラントを塗布する際、不要な場所にシーラントが付着するのを防ぐために使用します。
きれいに仕上げるためには必須です。
実際の設置作業の手順を解説します。
設置前の浴室の様子はこのような感じでした。

まずは設置する浴室ラックを組み立てます。


組み立ての際、ついでにアルミの隙間やネジ部分にもあらかじめシーラントを塗布し、防水処理をしておきます。

お風呂用の椅子を使用するかどうかなど自分の入浴スタイルを考慮して、使い勝手の良い場所に両面テープで棚を貼り付けます。
貼り付け予定の場所はあらかじめ丁寧に掃除し、水分を完全に取り除いておきます。
両面テープは薄すぎると壁の隙間が埋まらず、厚すぎると保持できる重量が低下するため注意が必要です。
状況に応じてテープを二重にするなどの工夫をします。

壁に貼り付けた後は、全体にしっかり圧力をかけて圧着させます。
両面テープは圧着してから時間を置くことで接着力が向上するため、少なくとも半日程度はそのまま時間を置くことをおすすめします。
シーラントを塗布する箇所の周囲にマスキングテープを貼り保護します。

その後シーラントを塗布し、不要な部分を拭い取ります。
専用のヘラがない場合は適当なボール紙などでも代用可能です。

シーラントが乾く前にマスキングテープを剥がします。
棚の縁と壁の間に隙間がなく、きれいに塞がっていれば防水処理は完了です。

今回の棚にはもともとねじ止め用の穴が開いていたため、その穴部分も忘れずにシーラントで防水しました。

処理後はシーラントが完全に硬化するまで、半日から1日程度乾燥させます。
シーラントがしっかり硬化したら完成です。

棚が壁にしっかりと固定されていることを確認してから、ボトルなどを配置しましょう。

私の使用環境では最大で2kg程度の物を常に置いていますが、設置から半年が経過した後でも、ぐらついたり剥がれたりする様子はありません。
今回のDIYにかかった費用と作業時間の目安は以下の通りです。
貼り付け後や防水処理後の放置時間は含まず、純粋な作業時間のみの概算です。
費用については棚以外は別の作業で使用した物品の使い回しであるため、シーラントなどの部分はざっくりとした概算金額となります。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| 浴室ラック | 2,000円 |
| 両面テープ、シーラントなど | 約300円 |
| 合計 | 約2,300円 |
- 作業時間:約40分
今回は、壁にネジ穴を開けられない賃貸物件の浴室に、両面テープとシーラントを活用して収納棚をDIYで設置する方法をご紹介しました。
適切な厚みの両面テープを選び、しっかり圧着して時間を置くこと、そして防カビシーラントで丁寧に防水処理をすることが、水場でも剥がれにくく長く安全に使うためのポイントです。
賃貸のお風呂に収納がなくて困っている方は、ぜひこの手順を参考に浴室ラックの設置に挑戦してみてください。
UR賃貸のリノベーション記事は以下にまとめています。
