キッチンの収納には吊戸棚やシンク下などがありますが、よく使う調理器具は見える場所に吊るしておけると調理を効率的に行うことができます。
今回はキッチンの壁面に調理器具を保管するため、メッシュパネルを設置するDIYの方法をご紹介します。
キッチンの壁面が金属系のパネルなど磁石がくっつく素材であれば、マグネットを使用して設置することも可能です。
しかし現在の住居は普通のタイル張りだったため、磁石を使う方法はとれませんでした。
またタイルへのねじ打ちは賃貸の申請が通らない可能性が高いため、今回は原状回復が容易で申請が必要ない方法を選択しました。
具体的には両面テープでマウントベースを壁に取り付け、インシュロック(結束バンド)を使ってメッシュパネルを固定するという方法です。
今回のDIYで使用した資材と道具をご紹介します。
引越し前の住居で使用していたものを流用しました。
サイズの調整が必要だったので、複数枚を重ねて重なる部分をインシュロックで固定することで調整しました。
インシュロックを通して固定するためのベース部品です。
メッシュパネルと吊るす調理器具を合わせるとそこそこの重量になるため、40x40mm程度の大きめのものを使用しています。
色々なメーカーから販売されていますが、個人的にお気に入りのヘラマンタイトン製の物を使用しています。
径が細いものでもそれなりの強度があるため、既に自宅に持っているものがあればそれを使用して問題ないと思います。
今回はマウントベースと同じくヘラマンタイトン製を使用しました。
今回はツルツルしたタイルへの取り付けだったので、原状回復を考慮し、後から剥がしやすいタイプを使用しました。
設置するメッシュパネルと調理器具の総重量に合わせて、より粘着力の強いものを選ぶなど工夫してください。
キッチンという水回りでの使用になるため、メッシュパネルを固定するマウントベースの隙間に水が入り込まないよう防水目的で使用しています。
浴室の作業用に購入したものを流用していますが、水濡れの心配が少ない場所であれば使用しなくても問題ないかもしれません。
シリコンシーラントで防水処理を行う際の下準備として使います。
最終的には剥がして捨てるため、適当なテープで代用しても構いません。
シリコンシーラントの種類によっては押し出すために必要になります。
このような形でセットして使用します。

容量の少ないチューブタイプのシーラントを使用する場合は不要です。
実際にメッシュパネルを壁面に設置していく手順を解説します。
マウントベースの裏面に両面テープを貼り、キッチンのタイル壁へ設置します。
マウントベース自体にあらかじめ接着テープが付いている商品もありますが、剥がす際に壁側にテープが残りやすいタイプだったため、その上から剥がしやすい両面テープを重ねて使用しています。

メッシュパネルのサイズに合わせて、荷重を支えられるよう適切な数のマウントベースを設置します。
今回は四隅と中央の上下、計6箇所にマウントベースを設置しました。

シリコンシーラントで防水処理をするため、まずは下準備としてマスキングテープを貼ります。

マウントベースの周囲を囲むようにシーリング材を塗布していきます。

塗布後は適当な厚紙などをヘラとして使い、余分なシーリング材を取り除いて形を整えます。

余分なシーラントを取り除いたら、すぐにマスキングテープを剥がします。
シーラントが乾燥してからだと一緒に剥がれてしまうため、必ず乾燥する前にマスキングテープを剥がすようにしてください。

シーラントが完全に固まるまでは数日かかります。最低でも丸一日は水をかけたり触ったりしないように注意して乾燥させます。
マウントベースの穴にインシュロックを通し、メッシュパネルを固定していきます。

マウントベースの穴のサイズが許す限り太いインシュロックを使用した方が安定しますが、信頼できるメーカーのものであれば多少細くても強度は問題ないと思います。
キッチンシンク上の壁面にメッシュパネルを設置することができました。

費用についてはメインとなるメッシュパネルが手持ちの流用品であったことと、インシュロックやシリコンシーラントも高く見積もって数百円程度のため費用は算出していません。
- 作業時間:約1時間
ただし両面テープの接着を待つ時間や、シリコンシーラントの乾燥待ちの時間は含まれていません。
メッシュパネルに取り付けるための専用パーツは様々なメーカーから販売されています。
自分の使いやすいように工夫して配置を決めましょう。
現在のキッチンの様子はこのような感じです。

ここでは私が実際に使用している、おすすめのメッシュパネル用パーツをピックアップして紹介します。
大きく重いまな板を収納する場合は落下の危険があるためおすすめしませんが、一般的なサイズのまな板であれば問題なく使えます。
メッシュパネル用のパーツの中ではあまり選択肢が多くないアイテムです。
手前と奥の2箇所に包丁を収納可能な形状ですが、包丁の取っ手の厚みによっては手前側にしか収納できない場合があります。
複数の包丁を使い分けている場合は、一番使用頻度の高いメインの一本をここに置いておくとすぐに使えて便利です。
ラップやアルミホイルなどの筒状のものがすっぽりと収まるサイズのバスケットです。
浅型に作られているため、中身をサッと取り出しやすいのが特徴です。
ロールタイプのキッチンペーパーを取り付けられます。
押さえを調整すれば、片手で切れるよう固めにも、するする引き出せるゆるめにも調整が可能です。
賃貸のキッチンでも、両面テープとマウントベースを活用すれば壁を傷つけることなくメッシュパネルを設置することが可能です。
調理器具を吊るす収納を作ることでキッチンの作業スペースが広がり、料理の効率もアップします。
水回りでの使用になるためシーラントでの防水処理なども考慮しつつ、ぜひご自身のキッチンに合った収納DIYを試してみてください。
UR賃貸のリノベーション記事は以下にまとめています。

