SwitchBotのさまざまな機器を組み合わせて自動化をする際、人の動きを検知して機器を稼働させたいケースは多いでしょう。
本記事では、ミリ波レーダーを搭載した人感センサーProの初期設定手順から、実際に導入して感じたメリットとデメリットまでをレビューします。
まずはSwitchBot人感センサーProで出来ることを確認しましょう。主な機能は以下の2点です。
- 人の検知
- 明るさの検知
人感センサーPro単体で設置してもできることはなく、スマートホームにおけるオートメーションのトリガーとして使用します。
通常の人感センサーと人感センサーProの大きな違いは、ミリ波レーダーの有無です。
人感センサーProは赤外線センサーに加え、60Ghzのミリ波レーダーを人の検知に使用しています。その分、じっとしているときも正確に検知してくれますが、バッテリーの持ちは通常版に比べて少し悪くなる傾向があります。
まずはパッケージと付属品を確認していきましょう。

付属品は以下の通りです。

- 本体
- 台座
- 単4電池
- 両面テープ
電源は単4電池2本を使用します。本体の裏のふたを取り外し、電池を設置します。

ふたにはパッキンがついているため、ある程度の防水性(IPX5)を備えています。
浴室の天井付近にも設置していますが、特に問題なく動作しています。
台座を取り外してそのまま置くことも可能ですが、台座を使用すれば細かく角度が調整できるため、台座の使用をおすすめします。

台座にはマグネットがついているため、金属の面に対してはそのまま設置可能です。

また、台座の裏ブタを外すとネジで止めることもできます。
先に裏ブタをねじ止めし、その後で台座を取り付けましょう。

ネジ打ちが可能な壁であればこの方法で取り付けるか、付属の両面テープを使用しましょう。

SwitchBotアプリを使用して、スマートフォンから操作可能な状態にします。手順は以下の通りです。



電池を設置した状態で本体上面にあるボタンを2秒長押しし、表示ランプが点灯した状態でアプリの「デバイスに接続」ボタンを選択します。


これで初期設定は完了です。
最大検知距離は8mになります。
人のいない状態を学習させるときはサーキュレーターなど、人がいなくても動く可能性のある家電がある場合は、動かした状態で学習を行いましょう。
そうしない場合、人以外の動きを検知してしまいます。
実際に使ってみて、いくつか機能をピックアップして紹介します。
通常のハブを介したオートメーションだけでなく、直接的なBluetooth接続によって動作するオートメーションの設定も可能です。

ハブ経由のオートメーション設定ほど複雑な条件は作成できませんが、ハブ機能を持つデバイスなしでも動作し、実行までのラグが少なめなのが特徴です。
私はシーリングライトやスマート電球と組み合わせて、自動点灯および消灯のオートメーションで使用しています。
現在の設置場所は、キッチン、玄関、トイレ、浴室の4箇所です。
人感センサーPro単体の問題ではありませんが、例えば照明の自動点灯のオートメーションを使用している際、検知して即座に点灯するわけではなく、少しラグが発生します。ローカル接続でのオートメーションの方がラグが少ない傾向にあります。
使い物にならないレベルではありませんが、少し気になるレベルではあります。
ハブ3などの赤外線センサーのみの動き検知の場合、じっとしていると検知なしとして扱われてしまうことがあります。
しかし、人感センサーProの場合はミリ波レーダーにより、しっかりと人がいることを検知してくれます。
トイレなどでじっとしていても、途中で消灯してしまうことはありません。
仕様上は「1日の利用回数10回で約2年」となっています。
この記事を書いている時点で約3ヶ月使用していますが、アプリで確認できるバッテリー残量と予想動作期間は以下のようになっています。
| バッテリー残量 (3ヶ月経過後) | 予想動作期間 | |
|---|---|---|
| キッチン | 91% | 33か月 |
| 玄関 | 86% | 21か月 |
| トイレ | 91% | 33か月 |
| 浴室 | 88% | 24か月 |
基本在宅での仕事であるため、検知する頻度はかなり高いはずです。
最もバッテリー消費の激しい玄関でも21カ月持つ予想となっており、ミリ波レーダー搭載による消費を懸念していましたが、予想以上の電池持ちでした。
SwitchBot人感センサーProは、ミリ波レーダーによる高精度な検知が魅力のスマートセンサーです。
オートメーション実行時のわずかなラグはありますが、トイレや浴室など、人が静止しやすい場所での照明自動化には非常に役立ちます。
初期設定も簡単で防水性も備えているため、スマートホームをさらに快適にしたい方におすすめのデバイスです。

