【SwitchBot】ロックUltra 実機使用レビュー

スマートロックの導入を検討している方の中には、どの機種を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、数あるスマートロックの中から「SwitchBot ロック Ultra」を選んだ理由や、実際の設置手順、使ってみて感じたメリット・デメリットを詳しくレビューします。

スマートホーム化を進めたい方や、鍵の閉め忘れに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ロックUltraを選んだ理由

私にとってロックUltraが初めてのスマートロック製品でした。

IoT機器を可能な限りSwitchBot製品でまとめるつもりだったため、SwitchBot製品から選ぶことは決めていたのですが、SwitchBotのスマートロック製品にはLite、通常、Pro、Ultraと多くのバリエーションがあります。
その中からUltraを選んだ理由を説明します。

バッテリー切れで締め出されづらい

スマートロックの導入を検討していた時、一番心配していたのは、故障やバッテリー切れで扉を開けることができなくなった時にどうするかということです。

故障についてはどの機種でも起こりえることなので対策は難しいですが、バッテリーについては機種によって大きな差がありました。

Ultraは予備バッテリー搭載

LiteからProまでは1系統の電源のみですが、Ultraでは充電式バッテリーと電池を両方同時にセットでき、2系統の電源で動作が可能です。

つまりメインの系統のバッテリーが切れたとしても、副系統のバッテリーを利用して解錠が可能です。これがUltraを他の機種と比較した際に最もすぐれている点だと思います。

バッテリーの持ちもよい

Proは電池持ちの目安は9ヶ月、それ以外は半年となっています。

それに比べてUltraは充電式で1年となっています。
電池の購入が不要で充電頻度も低いのでメンテナンスの手間が一番少ないです。

モーターによる静音設計

機種によってデザインと価格はもちろん違いますが、機能などに関わる点に限るとモーターが異なるため静かな解錠施錠が可能です。

ロックUltraで出来ること

遠隔での施錠状態の確認・解錠施錠

アプリを通じて、現在施錠されているかどうかを確認できます。

外出時に鍵をかけたかどうか不安になっても、戻ることなく確認・施錠が可能です。

締め忘れた際に外出先から施錠をしたり、鍵を持っていない子供が帰ってきたときに解錠したりといったことが可能です。

鍵の締め忘れの防止

一定時間解錠状態のままのときにアラートを鳴らしたり、時間経過で施錠することが可能です。
もしくはドアを閉じた状態で解錠状態が一定時間続くと施錠するといった設定もできます。

他デバイスとの連携による多彩な解錠方法

他のデバイスと組み合わせることで顔認証、指紋認証などの生体認証をはじめ、交通系ICカードやNFC搭載スマートフォンを鍵として使用したり、暗証番号による解錠や、GPS情報と連動させての解錠も可能です。

2つのロックの一括操作

ツインロックモードを使用することで2つのロックを一括で解施錠を行うことができます。

自宅で使用するケースは多くないかもしれませんが、オフィスの会議室等でドアが複数ある場合などに便利だと思います。

ロックUltraの初期設定

パッケージと付属品

まずはパッケージと付属品を確認していきましょう。

同梱物は以下の通りです。

  • ロックUltra本体
  • 高さ調節スペーサー
  • 予備用両面テープ
  • メインバッテリー
  • 電源コード
  • ドア開閉検知用磁石
  • サムターンホルダー
  • 解施錠表示シール
  • サムターンサイズ目安カード
  • 設置位置マークシート
  • ドライバー
  • ネジ

予備バッテリーは本体にセットされています。

ドアとサムターンの台座に大きく段差がある場合は別売りの高さ調整ケースが必要です。

今回設置するドアは写真のようにボックスタイプの錠ケースのため、高さ調整ケースも購入しました。

高さ調整ケースの同梱物は以下の通りです。

  • 本体用高さ調整パーツ
  • 予備用両面テープ
  • サムターン用高さ調整パーツ
  • ドライバー
  • ネジ

ロックUltraの設置

サムターンホルダーの選択

サムターンの幅を確認して、幅に合ったサムターンホルダーを本体に設置します。

各パーツにあうサムターンの幅は以下の通りです。

  • S:5mm以下
  • M:5mm~8.5mm
  • L:8.5mm~13.5mm

今回は使用しませんでしたがサイズ目安を計るためのカードが同梱されています。

高さ調整ケースの取付(オプション)

写真のように箱型の錠ケースの場合は高さ調整ケースの取り付けが必要です。

内側パーツを本体に取り付けます。

高さ調整ケースの内側パーツと外側パーツを動かして、高さを調整します。

高さが決まったら側面のネジで固定します。

本体の設置

本体のダイアルでサムターンが適切にまわる位置を探します。

仮止め用のマークシートを張り付けて取付位置が分かるようにしておきます。

両面テープの保護シートを外し本体を設置します。

不安定な場合は別途両面テープなどを使用して、接地面積を増やしましょう。

私は付属の両面テープに似た、透明な後からはがせる両面テープと、高さ調整ケースと錠ケースの隙間を埋めるためにゴム板を使用しています。

この記事を書いている時点で設置から3ヶ月以上経過していますがはがれる気配はありません。

磁石の取り付け

ドアの開閉状態を検知するための磁石を設置します。

磁石とロックUltraの距離で、磁石の面を変更します。
対応した距離が書かれている側面をロックUltraに向ける面になります。

ドアの外枠のロックUltraと同じ高さに磁石を設置します。

アプリへの追加と初期設定

SwitchBotアプリを使用して、ロックUltraを使用可能な状態にします。手順は以下の通りです。

ホーム画面右上の「+」アイコンから「デバイスの追加」をタップします。
デバイス一覧の「セキュリティ」カテゴリから「ロックUltra」を選びます。
デバイスと接続します。

予備バッテリーの絶縁テープを外し、メインバッテリーを設置します。ランプが青く点滅したら接続を行います。

再接続の際はメインバッテリーを抜き差ししてください。

デバイス名と設置場所(ルーム)を設定します。
ロックUltraを設置します。

本体をドアに設置します。設置済みの場合はそのまま先に進みましょう。

解錠・施錠位置の調整を行います。

ドアを開けた状態で、ダイアルを回して解錠状態にします。

ロックの動力モードと記録方法を選択します。

基本は標準・自動記録でよいです。

自動記録を選択した場合は自動で調整が始まりますので終わるまで待ちましょう。

動作が安定しない場合は「ソフト」や「手動記録」を選択しましょう。

磁石の位置の記録を行います。

解錠状態で10cm以上ドアを開いた状態で次へ進みます。

解錠状態でドアを閉め、次へ進むと磁石の位置が記録されます。これで初期設定は完了です。

おすすめ機能紹介

実際につかってみた機能をピックアップして紹介します。

遠隔での状態確認と解施錠

ロックUltraの画面から現在の解施錠状態が確認可能です。
画面上部にあるボタンをタップすることで解錠・施錠を行うことができます。

ウィジェットによる解施錠

ホーム画面にウィジェットを置くことで、アプリを立ち上げることなく解施錠が可能です。

ドアホンや各種パッド等の室外側に設置しているデバイスと連携がない場合に便利です。

クイックキー設定

室内側からの物理的な解錠・施錠を、ダイアルの回転ではなく、ダイアル中央のボタンで操作することができます。

誤操作が起きづらいよう二度押しでの解施錠にすることも可能です。

閉め忘れ警告アラート

ドア自体の閉め忘れ、施錠忘れそれぞれにアラートを設定できます。

それぞれドアを開けてから、解錠してからの時間を指定してアラートを設定可能です。

自動施錠

解錠後一定時間で自動で施錠されるよう設定が可能です。

設定の仕方はドアが閉まってからと、ドアの開閉に関わらず解錠してからの2パターンの設定が可能です。

アラートと併用する場合は自動施錠よりもアラートの方の時間設定を長くすることをおすすめします。

クイックキーの操作で自動施錠の一時停止も可能です。
荷物の搬入などで長くドアを開けて置く際に使いましょう。

テレビドアホンとの連携

テレビドアホンと連携することで室外側の玄関子機に交通系ICカードや、NFC搭載スマートフォンをかざすことで解錠が可能になります。
いちいちドアの前でスマートフォンを操作しなくても済むようになります。

また、モニターの「電気錠」ボタンで解錠が可能になります。
こちらは家族や友人の顔を確認した上で鍵を開ける際に便利です。

リモコンやボタンとの連携

スマートリモコンやボタンを持つデバイスと連携させることでボタンで解錠ができるようになります。

SwitchBot以外のドアホンを使用している場合に、モニタ脇に解錠ボタンとしてデバイスを設置する事で、SwitchBotドアホンとの連携と同じような使い方ができると思います。

実際にこう使っています

自宅の玄関に設置し、テレビドアホンと連動させて使用しています。

外から開ける際にはドアホンの玄関子機にスマートフォンをかざして、中から開ける際にはクイックキーを使用しています。
鍵の施錠については自動施錠任せです。

スマートフォンだけで鍵の開け閉めができるので、ちょっとした外出では鍵を持っていくことがほぼなくなりました。

使って感じた不満点

外装の質感

全体的に外装が少し安っぽく見えます。

好みの問題かもしれませんが、きれいな金属質のツヤがあるわけでもなく、完全艶消しのマットな質感というわけでもなく、中途半端な印象を受けます。

反応が遅れることがある

テレビドアホン玄関子機を利用して解錠する際、体感で10回に1回程度、解錠が数秒遅れることがあります。

遅れるだけでちゃんと解錠はされますが少し気になります。
ロックの問題というよりはデバイス間連携の通信問題だと思いますので、他のパッド等でも同様に起こりえると思います。

使って感じた良い点

テレビドアホンとの連携が非常に便利

来客の顔を確認してからのモニタボタンでの解錠や、スマートフォンやNFCカードを玄関子機にかざして解錠したりと非常に便利に使用できる組み合わせです。

持ち家の場合はドアホンの子機に加えて、となりに別のパッドなども設置しやすいですが、賃貸の場合は原状回復可能なよう、既設のドアホン子機と入れ替えることがせいぜいで室外側のデバイスは1つの設置しかできないことが多いと思います。
その場合に1つデバイスを選ぶとしたらテレビドアホンが非常におすすめです。

自動施錠で鍵の閉め忘れがなくなる

自動施錠設定を行うことで鍵を閉めると言う動作がほぼ必要なくなります。

ドアの開閉も磁石で検知してくれるためドアが開いた状態で施錠されてしまい、ドアが開きっぱなしになることもありません。
鍵の閉め忘れもなくなります。

まとめ

SwitchBotロックUltraは、予備バッテリー搭載という安心感と長寿命バッテリーが魅力のスマートロックです。

特にテレビドアホンとの連携や自動施錠機能は日々の生活を劇的に快適にしてくれます。
外装の質感や通信のタイムラグなど気になる点はありますが、それを上回る利便性を感じています。

スマートロック選びで迷っている方は、ぜひSwitchBotロックUltraを検討してみてください。