【SIXPAD】メディカルコア 実機使用レビュー

この記事は、SIXPAD Medical Core(メディカルコア)を実際に使用したうえでの正直なレビューです。

メディカルコアを選んだ理由や製品の特徴、サイズの選び方と購入時の注意点、アプリの初期設定と延長保証の登録方法、実際の使い方、そして使ってみて感じた良い点・不満点まで、順を追ってまとめました。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

SIXPADメディカルコアを選んだ理由

そもそもEMS機器を購入したのは、「楽して体を絞りたい」という、わりとよこしまな考えがあったからです。そのうえで、数あるEMS機器の中からSIXPADのメディカルコアを選んだのは、次の2つの理由によります。

アプリで各部位の機器を一括管理できる

これはメディカルコアというより、SIXPAD製品を選んだ理由に近いのですが、機器単体で見れば、もっと安価な製品はいろいろあふれています。

ただ、私は腰回りだけでなく、他の部位の機器の購入も考えていました。そのため、体の各部位の機器の使用履歴を1つのアプリで記録・管理できるという点が非常に魅力的でした。

レコーディングダイエットという有名な方法があるように、後からきちんと見直せることは、モチベーションの維持に有効だと私は思っています。

腰痛対策になりそうだと考えた

腰回りの製品を選ぶにあたって、私は目に見える腹筋よりも、全体をバランスよく鍛えられることを重視しました。ほぼデスクワークの私にとって、何より恐れているのが腰痛だからです。

SIXPADには脇腹や背筋を鍛えられる機器もほかにありますが、インナーマッスルまで対象としている点が、メディカルコアに一番惹かれたポイントでした。

メディカルコアの特徴

アウターマッスルとインナーマッスルの両方を刺激できる

メディカルコアはアウターマッスルとインナーマッスルのそれぞれに作用し、腰の前面から背面までを一括して鍛えられます。刺激する部位は以下のとおりです。

  • アウターマッスル:腹直筋、腹斜筋、広背筋下部、脊柱起立筋下部
  • インナーマッスル:腹横筋、腸腰筋、多裂筋下部

トレーニングのほかにマッサージのようなプログラムもある

各筋肉に強い刺激を与えて鍛えるプログラムのほかに、緩やかな刺激でマッサージのように使えるプログラム(コンディショニングプログラム)も用意されています。

単純に電気刺激の強弱を変えているのではなく、与える周波数自体が違うため、メディカルコア独自の機能だと思います。もっとも、私自身はあまり使っていませんが。

腹筋側と背筋側で異なる強度を設定できる

これは結構便利な機能です。

もともと腹筋と背筋のバランスが良い状態であれば必要ありませんが、腹部の自重筋トレでは、腹筋のほうに意識を割きがちなことが多いと思います。そうした場合、強度が一律だと「腹筋にはちょうどいいけれど、背筋には強すぎる」といったことが起こります。そのため、人によっては有用な機能だと思います。

ジェルや水が不要なサウナスーツ構造

EMS機器では、筋肉へしっかり電気刺激を伝えるために、機器の電極と地肌の間を埋める必要があります。そのため機器によっては、ジェルシートを使ったり、水で肌を湿らせたりといった準備が必要です。

メディカルコアは発汗を促すサウナスーツのような構造になっており、何もつけずにトレーニングを始められるようになっています。

腰を正しい姿勢にサポートしてくれる

本体の背中部分にしっかりとしたプレートが入っていることに加え、ゴムバンドでしっかりサポートすることで、医療用のコルセットのように腰を支えてくれます。

ウェイトトレーニングなどでも、効果的なトレーニングのためには正しい姿勢で行うことが重要です。そういった観点からも、効果的ではないかと思います。

メディカルコアのサイズの選び方

メディカルコアにはS〜LLの4サイズがあります。自分のウエストに合ったサイズを選びましょう。

サイズウエスト(cm)
S63 – 71
M72 – 82
L83 – 103
LL104 – 120

ウエストがちょうどサイズの境界部分にあたる場合は、下側のサイズを選びましょう。電極を地肌にしっかり密着させる必要があるため、緩いよりは少しきついくらいがよいです。

メディカルコアを購入するときの注意点

最初に購入するときは、コントローラーと本体がセットになったものを選びましょう。両方が揃っていないと使用できません。

通販で値段が異様に安いものを見つけても、コントローラーがきちんとセットになっているかを確認しましょう。

パッケージと同梱物

まずはパッケージを見ていきましょう。本体とコントローラーは別々の箱で届きます。上に載っている小さな箱がコントローラーです。

本体の箱には本体と取扱説明書が、コントローラーの箱にはコントローラー、取扱説明書、充電ケーブルが入っています。

アプリの初期設定

アプリをインストールする

まずはアプリをインストールしましょう。

アカウントを登録する

アプリの利用にはアカウント登録が必要です。公式通販のアカウントをお持ちの方は、そのままログインできます。

アカウント登録にはメールアドレスが必要です。メールアドレスの認証後、パスワードの設定とプロフィールの登録を行います。

Bluetoothを設定する

機器の操作やトレーニング履歴の記録には、Bluetoothの設定が必要です。

これでアプリが利用できるようになりました。

製品の延長保証登録

アプリで製品を登録すると、基本のメーカー保証1年に加えて、1年の延長保証がもらえます。つまり、合計2年間の保証が受けられるようになります。

タダで保証を延ばせるので、登録しておくことをおすすめします。

延長保証登録に必要なもの

  • 保証書に添付のバーコードのシール
  • 購入を証明できる書類

バーコードのシールは、アプリからカメラで読み取ります。

購入を証明できる書類は、保証書に店舗のスタンプなどがあればその写真で構いません。実店舗で購入した場合は領収書やレシートが使えます。Webで購入した場合は、購入履歴のスクリーンショットなどになります。

延長保証登録の方法

アプリのホーム画面の下のほうに「延長保証」のボタンがあるので、そこから登録を行います。

「延長保証登録」に進みます。この画面では、登録済みの機器を確認することもできます。

あとは案内に従って登録を進めます。

きちんと登録されていれば、登録商品一覧画面に表示されます。

画面のとおり、本体とコントローラーはそれぞれ個別に登録する必要があります。注意しましょう。

メディカルコアの使い方

コントローラーの充電が完了すると、機器が使用できるようになります。

メディカルコアを含め、比較的新しい機種はUSB Type-Cケーブルでの充電になっています。複数機器を購入して使用する場合は分岐ケーブルを購入しておくと便利です。

トレーニングの開始

コントローラーを本体に取り付ける

まずはコントローラーを本体に取り付けます。正しい向きでないと取り付けられないようになっているので、ピンの位置を確認して取り付けましょう。

メディカルコアを腰に巻く

メディカルコアを腰に巻いて前面のファスナーを閉じたら、背中から伸びるベルトを前まで引き、しっかり密着するように締め付けます。

アプリで機器を検出する

機器の電源ボタンを長押しして電源を入れ、アプリで「トレーニング > EMS機器と連動する」を選択して機器を検出します。

機器が検出されると、画面に表示されます。

デバイス検出画面になった段階で機器の電源が入っていないと検出されないので、注意しましょう。

モード設定

モードを選択します。メディカルコアの場合は、トレーニングモードとコンディショニングモードから選べます。

強度(レベル)を設定してトレーニングを開始する

続いて、トレーニングの強度を設定します。レベルは1〜20の範囲で設定でき、腹筋側と背筋側でそれぞれ別のレベルを設定することも可能です。痛みを感じないレベルを選びましょう。

画面の下にある開始ボタンを押すと、トレーニングが始まります。途中で一時停止することも可能です。

トレーニングの終了

トレーニングが終了すると、コントローラーがブザー音で知らせてくれます。

トレーニングを途中で終了したい場合は退室を選択してください。

メディカルコアを実際に使用した感想

ここからは、よいと思ったところも不満点も、両方書いていきます。

ながらトレーニングをするならレベルはかなり低めにする必要がある

しっかり刺激を感じつつも痛みにはならない程度の強めのレベルだと、トレーニングをしながらほかのことをするのはかなり難しいです。刺激を受けた筋肉は大きく動くため、タイピングや文字を書くことにもなかなか苦労します。

何かをしながらトレーニングできないわけではありませんが、トレーニング強度とはトレードオフになることは知っておきましょう。

アプリでトレーニング履歴を簡単に確認できる

アプリのホーム画面では、トレーニングを行った日や、これまでの累計経験値のようなものが一目で確認できます。

もちろん細かい履歴も確認できますが、アプリを開いたときにすぐ目に入ってくることが、モチベーションの低下を防いでくれていると思います。

トレーニングはそれほどすぐに結果が出るものではありません。その間も積み重ねが可視化されるのは、非常に良いと思います。

サウナスーツ構造は正直微妙

水で肌を湿らせなくてもすぐに使える、というのは確かに嘘ではありません。

ただ、使用後の清掃ではどちらにしろ濡れタオルなどで拭く必要があるため、そういったものを準備する手間が減るわけではありません。

なので、あって損はないものの、なくても困らないかな、といったところです。

トレーニング中にアプリの別画面を確認できない

トレーニング中は、過去の履歴や実績を確認するといったことができません。トレーニング画面から出るには、トレーニングを終了する必要があります。

ちょっと私には理解できない設計です。

前回のトレーニング設定が復元されるようになった

最近のアプリアップデートで追加された機能です。

それまではトレーニングのたびにレベルを設定する必要がありましたが、その手間がなくなりました。

よいアップデートだと思います。

別部位のSIXPAD機器と同時に使用できる

メディカルコアは腰回りのトレーニング機器ですが、お尻や太ももなど、別の部位を対象としたSIXPAD機器と同時に使用できます。

アプリ側も複数の機器を同時に検出してくれるので、複数の機器でトレーニングするときにかかる時間を短縮できます。

一点注意したいのは、同時に使用できる組み合わせが、アップデートに伴ってしれっと変更されたことがある点です。以前は腰・お尻・太ももの3機器を同時に使用できましたが、ある時期から「腰とお尻」または「腰と太もも」の組み合わせしかできなくなりました。

明らかに電極の位置が重なる場合に使用できないのは当たり前だと思いますが、位置を調整すれば同時に使えるものについては許容してほしかった、というのが正直なところです。

まとめ

SIXPADメディカルコアを実際に使用して感じたことを、正直にレビューしました。

私がメディカルコアを選んだのは、各部位の機器の使用履歴を1つのアプリで管理できることと、インナーマッスルまで対象としていて腰痛対策になりそうだと考えたことが理由です。

製品としては、アウターマッスルとインナーマッスルの両方に作用すること、腹筋側と背筋側で別々に強度を設定できること、コンディショニングプログラムがあること、プレートとゴムバンドでしっかり腰を支えてくれることなどが特徴です。

購入時はコントローラーと本体がセットになったものを選び、サイズは緩いより少しきついくらいを目安にしましょう。
購入後はアプリで延長保証を登録しておくと、合計2年間の保証が受けられます。
本体とコントローラーはそれぞれ登録が必要な点に注意してください。

実際に使ってみて、アプリで積み重ねが可視化される点や、前回のトレーニング設定の復元、別部位の機器との同時使用は良いと感じました。一方で、強めのレベルではながらトレーニングが難しいことは知っておきたいポイントです。また、サウナスーツ構造は準備の手間があまり変わらないこと、トレーニング中にアプリの別画面を確認できないこと、同時使用できる組み合わせがアップデートで変更されたことは、不満に感じた点でした。

なお、実際に使用した体形の推移は別の記事にまとめています。使用している間、月1回程度で更新しています。