UR賃貸住宅の設備は、物件や建築時期によって大きく異なります。内見をして初めて「洗面所に鏡も棚もない」という事実に驚くケースも少なくありません。
本記事では、洗面台しかなかったURの部屋に、自分で鏡と棚を取り付けて使いやすくするまでのDIY記録をまとめました。必要な申請や、実際にかかった費用、取り付けの手順を詳しくご紹介します。

上記の写真は内見時に撮影したものです。私が契約した部屋の洗面所には、当初洗い台があるだけで、鏡も棚も設置されていませんでした。
もちろん全てのUR賃貸がこのような仕様というわけではありません。以下の写真は別のUR物件を内見した際のものですが、こちらには最初から鏡や収納棚が設置されていました。

このように、設備状況は物件によってまちまちです。もし契約した部屋に鏡がなかった場合でも、状況によっては自分で設置することが可能です。
今回のケースでは申請は不要、原状回復義務もありませんでした(参考)。
理由は、洗面所の当該壁面が「木造壁」であったためです。
木造部分へのネジや釘の使用に申請は不要で、原状回復義務もありません。
壁の構造は叩くと音が違うので簡単にわかりますが、念のため住まいセンターに問い合わせて確認することをおすすめします。
今回のDIYで使用した主な資材は以下の通りです。
ガラスミラーを設置箇所の台座サイズに合わせてオーダーしました。
金具はミラー発注時のオプションとして、鏡の厚みに適合したものを同時購入しました。

スガツネ製を選択。棚板として使うアクリル板の厚みに対応したものを選びます。

厚さ5mmの透明アクリル板をサイズ指定でオーダー。安全のため一部の角を丸める加工も依頼しました。

ドライバー、薄型ラチェットドライバーなど。
もともと壁には鏡を取り付けるための木製台座がついていたため、これを利用して設置します。

鏡を台座にあてがい、バランスの良い位置を確認したら、四隅に金具を木ネジで固定します。

この際、下の金具は動かないようにしっかりとネジを締め切りますが、上の金具は後で鏡を挟み込むために動かす必要があるため、少し遊び(隙間)を持たせておきます。
下の金具の溝に鏡を差し込みます。その後、緩めておいた上の金具をスライドさせて鏡を挟み込みます。 鏡がガタつかず、しっかりと固定されていることを確認すれば完了です。

続いて、洗面小物を置くためのアクリル棚を設置します。
アクリル板を壁にあてて、使いやすい位置を決めます。

位置が決まったら、まずは「上部分」の金具のみを木ネジで取り付けます。今回使用した金具は、アクリル板を上下で挟み込むタイプです。


次に下部分の金具を取り付けます。この金具はネジを締めることで挟み込む幅が変わる仕組みです。アクリル板の厚みよりも少し広い幅になるよう調整しながらネジを締めておきます。

この際、棚と鏡の位置関係によってはドライバーが入るスペースが狭くなることがあります。通常のドライバーが入らない場合は、以下のような薄型のラチェットドライバーがあるとスムーズに作業できます。

金具の間にアクリル板を差し込み、ネジを締めてしっかりと挟み込みます。板が動かないことを確認してください。

最後に、金具のネジ頭を隠すための化粧カバーを取り付ければ完成です。

鏡と棚を取り付けた洗面所の様子がこちらです。

殺風景だった洗い場に鏡と棚が加わったことで、ようやく「普通の洗面所」として使えるようになりました。身支度もしやすくなり、利便性が大きく向上しました。
今回は自身で取り付けを行い、工具も手持ちのものを使用したため、かかったのは材料費のみです。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| 鏡および取付金具 | 6,600円 |
| 棚受け金具(2つ) | 1,900円(950円×2) |
| アクリル板 | 5,500円 |
| 合計 | 14,000円 |
UR賃貸で鏡や棚がない場合でも、DIYでの設置が可能な場合があります。
特に木造壁であれば、原状回復の心配なくネジ止めができるので、不便を感じている方は検討してみてはいかがでしょうか。
UR賃貸のリノベーション記事は以下にまとめています。

