UR賃貸住宅のお部屋探しで内見が終わったら、いよいよ本申込みから契約へと進みます。
手続きについては、基本的には一般的な賃貸契約と大きな違いはありません。むしろURの場合、審査基準が明確に設定されているため、民間の賃貸物件のように「理由はわからないけれど断られた」という不透明さがないのがメリットです。
この記事では、2026年1月時点の情報と自身の体験をもとに、内見後の本申込みから契約完了までの流れを解説します。
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本申込みは、URの店舗(営業センター等)で行います。仮申込みを行った際に渡される「仮申込受付票」に、具体的な必要書類が記載されていますので、確認して準備を進めましょう。必要な書類については公式ページでも確認可能です。
申込書などの記入が必要な書類は店舗側で用意してくれます。自身で用意が必要な主な書類は以下の通りです。
- 所得証明書など
金銭面での審査に必要です。会社員の場合は前年分の源泉徴収票が使用できます。 - 住民票の写し
入居者全員分が必要です。発行が3ヶ月以内で続柄が記載されたものを用意しましょう。 - 印鑑及び印鑑登録証明書または写真付き身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)
印鑑登録証明書については発行が3ヶ月以内の契約名義人のもの。写真付き身分証明書はコピーの提出が必要です。
本申込みの手続き時に、具体的な入居可能日と契約日を決定します。この際に「賃貸借契約締結についての案内」が渡されますので、契約日までにしっかり内容を確認しておきましょう。
UR賃貸には独自の申し込み資格(審査基準)が設けられています。詳細は公式ページでの確認が必要ですが、ここでは代表的な条件をピックアップしてご紹介します。
家賃を継続して支払えるかどうかの基準として、以下のいずれかを満たす必要があります。
- 一定以上の月収がある
- 家賃が安価な物件
家賃の4倍の月収 - 家賃が高めの物件
最大40万円の固定額
- 家賃が安価な物件
- 十分な貯蓄がある
家賃の100倍の貯蓄があることが条件となります。
※ここで認められるのは「預貯金」に限定され、株式や不動産などの資産は含まれない点に注意が必要です。
基準を満たせない場合でも、家賃の先払い(一時払い)制度などを利用することで契約できる特例もあります。
UR賃貸は基本的に更新手続き自体が存在しないため、契約時以降に改めて金銭面の審査が行われることはありません。
UR賃貸で同居が認められるのは、原則として親族に限定されます。
- 親族の定義
3等親以内、血族であれば6等親まで - 事実婚や婚約者の場合
同居は可能ですが、関係性を証明する書類等の提出が求められる場合があります。
書類がすべて揃っていれば、本申込みと契約を同日に行うことも可能です。本申込み時に提出した書類をもとに即日で審査が行われ、問題がなければそのまま契約手続きへと進みます。
UR賃貸にはさまざまなキャンペーンや割引制度があります。これらを適用して契約したい場合は、「本申込み時」に申告しましょう。
URは幅広い企業と提携し、割引制度を用意しています。勤務先の福利厚生担当部署へ確認してみることをおすすめします。
公式の割引とは違い、物件ごとに適用の制限がかかっていることは稀です。
内容としては敷金の減額(例:2ヶ月分から1ヶ月分へ)やフリーレント(一定期間の家賃無料)などがあります。
提携割引を利用する場合、社員証などの証明書類が別途必要になります。
フリーレント等のキャンペーンには、一定期間住み続けることが条件となっている場合があります。適用条件をしっかり確認しましょう。
審査を通過したら、いよいよ契約です。
本申込みは、URの店舗(営業センター等)で行います。本申込み時に受け取った案内に従い、必要書類や費用を準備しましょう。必要な書類については公式ページでも確認可能です。
契約書などの記入が必要な書類は店舗側で用意してくれます。自身で用意が必要な主な書類は以下の通りです。
- 写真付き身分証明書
コピーを提出することで印鑑登録証明書を代用できます。 - 印鑑および印鑑登録証明書
印鑑登録証明書を身分証明書のコピーで代用した場合は認印でよい。 - 敷金
基本的には2ヶ月分。 - 家賃・共益費
入居可能日から発生する初月分を日割りで支払います。
フリーレントで家賃が無料の場合も、共益費は支払う必要があります。
一般的な賃貸契約と同様に、重要事項説明を受け、契約書の内容を確認した上で署名・捺印を行い契約を締結しましょう。
契約手続きは、原則としてこれから契約名義人となる本人が店舗へ出向く必要があります。事情により代理人が手続きを行うことも可能ですが、その場合は委任状などの追加書類が必要です。
本人・代理人を問わず、店舗での本人確認は必須となりますので、写真付き身分証明書を絶対に忘れないようにしましょう。本人確認ができない場合、契約を進めることはできません。
事前の案内では金融機関での払い込みが指定されていることがありますが、実際には店舗で支払うことも可能でした。
店舗で支払う場合は、案内に記載された金額を現金で持参しましょう。
契約時に記入する「入居者名簿」には、緊急連絡先の記載欄があります。離れて生活している親族だと連絡先や住所を覚えていない場合もあると思います。事前に情報を手元に控えておきましょう。
すべての手続きが完了すると、借主控え用の契約書や物件に関する注意事項などが記載された資料一式が渡されます。入居に関するルールや注意事項も含まれているため、引っ越し前に必ず目を通しておいてください。
特に重要な書類が「鍵の引渡し通知書」です。 この書類がないと、鍵を受け取ることができません。紛失しないよう、大切に保管しましょう。
URの場合は火災保険などの住居に関する保険の契約は必須ではありません。
契約する場合は自身で商品を選択して契約しましょう。
必須ではありませんが契約しておくことをおすすめします。
ネット契約の保険であれば年間5,000円以下の保険も多いです。
UR賃貸の本申込みから契約までの流れは、必要書類さえしっかり準備しておけばスムーズに進みます。
内見が終わったら、まずは仮申込受付票を確認し、各種証明書の取得など準備を始めましょう。
