【IoT】Nature RemoからSwitchBotに乗り換えたわけ

長年愛用していたスマートリモコン「Nature Remo」から、引っ越しを機に「SwitchBot」シリーズへメインのIoTデバイスを変更しました。スマートホームにしたいと思った時、どちらのメーカーを選択すべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、実際に両社のデバイス・サービスを利用して感じたメリット・デメリット、そして私がSwitchBotへ乗り換えるに至った理由について詳しくまとめました。

Nature Remoを使い始めたきっかけ

私がNature Remoを導入したのは2019年の初め頃でした。当時、「IoT」という言葉が一般に広まり始め、新しいガジェットへの興味があったこと、そして照明やエアコンのリモコン管理に煩わしさを感じていたことが購入の動機です。

当時はまだ現在ほど多様なIoTデバイスは出回っておらず、赤外線リモコンの集約や、時間指定などの簡単な自動化機能がスマートホームの主流だったと記憶しています。

Nature Remoを使って良かった点

今となってはあって当然の機能も多いですが、使い始めた当時はかなり便利で感動しました。

リモコン管理からの解放

最大のメリットは、複数のリモコンをスマートフォンで代用でき、リモコンが不要になったことです。
「使ったリモコンが見当たらない」という日常のストレスから解放され、生活が非常に快適になりました。

外出先からの家電操作

特に重宝したのがエアコンの遠隔操作です。真夏など、退勤時にスマホからエアコンをオンにしておけば、帰宅した瞬間から快適な室温で過ごすことができます。これだけでも導入した価値は十分ありました。

生活に寄り添う自動化

当時は「起床時間に合わせて照明をつける」といったシンプルな自動化しか設定していませんでしたが、それでもアナログなリモコン操作と比較すれば、生活の質を大きく向上させてくれるデバイスでした。
目覚ましの音だけではなく、視覚的にも刺激があると気分よく起きることが出来るようになりました。

日本仕様の電力管理(Nature Remo E)

SwitchBotにはない独自の強みとして、日本向けの電力モニタリング製品「Nature Remo E」の存在が挙げられます。
単体のスマートプラグは他社にもありますが、家のスマートメーターと連携し、家全体の電力使用量をリアルタイムで管理できるデバイスは非常に希少でした。

Nature Remoで感じた不満点

サーバーの不安定さ

頻度は数カ月に1度程度でしたが、サーバーダウンにより一切の操作ができなくなるトラブルがありました。
就寝時に照明を消そうとしたタイミングでサーバーが落ちていると、スマホで操作できず、壁スイッチもないため、わざわざ片付けた物理リモコンを探し出す羽目になります。この徒労感はかなり大きなストレスでした。

対応機器・連携の限界

Nature Remoは「リモコン」としては優秀ですが、それ以外のIoT機器のラインナップが乏しいのが難点です。
家全体を本格的にスマートホーム化しようとすると、どうしても他社製品を組み合わせる必要があり、アプリや管理が分散してしまいます。

SwitchBotへ乗り換えた理由

乗り換えを検討したきっかけは「引っ越し」です。 Nature Remoと並行して他社製のスマートプラグやロボット掃除機を使用していく中で、IoT機器の便利さを改めて実感し、新居では「IoT機器の使用を前提とした部屋作り」をしたいと考えました。

そこで、既存のNature Remoを中心にするか、他社メーカーに切り替えるかの比較検討を行いました。

可能な限り同じシリーズで統一したい

Nature製品だけではラインナップが足りず、複数のメーカー機器が混在する環境は管理が面倒です。
高度な設定は仕方ないとしても、日常の基本的な操作は一つのアプリで完結させたいという思いが強く、連携可能な機器が多いSwitchBotを選びました。

SwitchBotにできてNatureにできないことは多いが、逆はほぼない

Nature独自の強みであった「家全体の電力管理」も、現在ではほとんどの電力会社がWebやアプリで時間ごとの電力使用量を確認できるようになっています。
リアルタイム性などの細かい違いはありますが、Natureでなければならない優位性は以前より低くなりました。

非対応機器もSwitchBot管理下に置ける

SwitchBot自体に対応していない家電でも、物理的にスイッチを押す「ボット」や、電源管理ができる「スマートプラグ」を組み合わせることで、無理やりSwitchBotアプリの世界に引き込むことが可能です。この拡張性の高さも魅力でした。

SwitchBotの良いところ

豊富な連携デバイス

ロボット掃除機、照明、加湿器、カーテンなど、純正の連携デバイスが非常に豊富です。新製品も次々と投入されており、今後の拡張性にも期待が持てます。

頻繁なセールとポイント還元

公式サイトでは高頻度でセールが開催されており、機器登録でもらえるポイントを使った割引も利用できます。Amazonや楽天の公式出店も含めれば、お得に購入できるタイミングは非常に多いです。

ただし、買った直後にさらに安くなっていてショックを受けることも多いですが。

SwitchBotの不満点

アプリや挙動のバグ

製品自体が壊れることは稀ですが、ソフトウェア面で不安定な挙動をすることがあります。
サポートへ連絡しても、機器交換で解決しないケースもありました。

ネット上ではサポート対応への厳しい意見も見られますが、個人的にはアプリ経由の問い合わせはそこまでひどいとは感じませんでした。

アプリからの問い合わせであれば、写真や動画も簡単に送信でき、案件ごとに履歴が整理されるため、再発時の経緯説明もスムーズです。

一部機器の割高感

ロボット掃除機などの家電は他社と比較しても高いとは思いませんが、「ボット」や各種センサー類など、システムを組むための小型デバイスは割高に感じることがあります。これらはセールのタイミングをうまく狙いましょう。

まとめ

サーバーの安定性やデバイスの種類の豊富さを天秤にかけた結果、私はSwitchBotへの完全移行を決めました。

Nature Remoもスマートリモコンとして使いやすいデバイスですが、家中のあらゆる家電を一つのアプリで操作・自動化したいと考えるなら、エコシステムが充実しているSwitchBotシリーズが適していると感じています。

これからスマートホーム環境を構築する方は、ぜひ「将来どこまで自動化したいか」を想像してデバイスを選んでみてください。