部屋の間取りに合うデスクを探していても、希望のサイズがなかったり、作りが安っぽかったりと、しっくりくるものが見つからないことはありませんか。
今回は、理想のサイズとデザインを求めて、大型デスクを自作しました。
天板の選び方からアイアンレッグの取り付け、組み立て方法、かかった費用までを紹介します。
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デスクの上には30インチのディスプレイを置く予定です。それに加えてキーボードを置き、さらに資料を広げても手狭にならないよう、天板のサイズは幅1600mm、奥行800mmにしました。
また、天板を一人で運ぼうとすると、この程度のサイズが限界という理由もあります。
脚は天板の左右の端のみに設置し、中央部分に脚を追加する予定はなかったため、薄すぎてたわむことがないよう30mmの厚みを選びました。
場合によっては反り止めの補強も考えていましたが、結果的に必要ありませんでした。
このサイズでデスクを自作しようとすると、予算がよっぽど潤沢でなければコストの観点から材質は集成材になると思います。
比較的安価な集成材の中では、ゴム、パイン、アカシアあたりが候補になります。
これまでの工作ではパイン材をよく使用していましたが、今回は机の天板であり、へこみがつくと使いづらいため、柔らかいパイン材はまず候補から除外しました。
残るゴムとアカシアをいくつかの条件で比較すると以下のようになります。
| ゴム | アカシア | |
|---|---|---|
| 硬さ | ||
| 色のばらつき | ||
| 価格 |
集成材を使用する際、色がばらついていると目立ってしまいます。
ゴム材は色のばらつきが少なく、明るい色味で好みの見栄えであったこと、さらに価格にもそれなりに差があったため、最終的にゴム集成材を選びました。
脚については、スクエアタイプのアイアンレッグを選びました。「鉄脚」などで検索しても見つけることができます。
色は基本の黒です。
脚に関しては、最低限天板をしっかり支えられる強度があれば、デザイン重視で選んでよいと思います。
オフィスデスクの高さは700mm程度が一般的なため、それを基準にし、天板の厚みと合わせてその程度の高さになるように選びました。
特殊なチェアを使用しない限り、この高さで問題ないはずです。
購入したのは高さ700mm、奥行きは天板と同じ800mmのものです。
天板の奥行の面にぴったりと合わせたかったため、希望に合うものを色々と探し回りました。
長辺1800mm、短辺800mm、厚み30mmのゴム集成材で、思ったよりも重量がありました。
オーダーカットで発注し、断面の磨きと糸面処理を行ってもらいました。

高さ700mm、奥行800mm、幅50mmの鉄脚です。
側面にぴったり合わせたいため、天板を留める部分の鉄板が片方向にのみ張り出した形状のものを選んでいます。

アイアンレッグ側の天板を留めるための穴がM10サイズです。
そのため、下穴が多少ズレても問題ないように少し遊びを持たせ、M8のボタンボルトを使用しました。
天板を貫通してしまわないように、長さ15mmのものを用意しています。
鬼目ナットもそれに合わせ、M8で深さ15mmのものを用意しました。
下穴をあけるためのドライバドリルとドリルビット、鬼目ナットのねじ込みとボルトを締めるための六角レンチなど。
鬼目ナットの形式やボルトの頭の種類に合わせたものを用意しましょう。
まず、天板のきれいな面を裏側にし、アイアンレッグを合わせてボルトで留める場所をマークしていきます。

次に、鬼目ナットの外径に合ったドリルで下穴をあけます。
この時、ドリルビットにテープで目印をつけ、天板を貫通してしまわないように注意しましょう。


下穴に六角レンチを使って鬼目ナットをねじ込んでいきます。
安い鬼目ナットを使ったせいか、締めすぎて縁が少し割れてしまいました。

しかし、多少であればボルトで留めるのに支障はなかったため、そのまま使用しました。
DIYのコツは、ある程度の不出来を許せるかどうかだと個人的には思っています。
下穴の全てに鬼目ナットをねじ込んでいきます。

続いて、アイアンレッグを合わせてボルトを締めていきます。

一つずつ完全に締めてしまうのではなく、最初は8割程度まで均等に締め、天板の縁に合わせてアイアンレッグの位置を調整した後に最後まで締めきりましょう。
もう片方の脚も、同じ手順で天板に据え付けます。

ひっくり返せばデスクの完成です。

目標通り、きれいに天板の縁に脚を合わせることができました。


正直なところ、思ったよりも高くつきました。
天板はオーダーカットである程度サイズを変えても価格に差が出づらいですが、アイアンレッグは奥行きが一般的なデスクサイズより深いなどの特殊なサイズだと高額になりがちです。
奥行をもう少し一般的なサイズにしていれば10,000円ぐらいは安くなったと思います。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| 天板 | 24,600円(うち送料4,400円) |
| アイアンレッグ(1組) | 21,000円(うち送料3,700円) |
| M8ボルト(16個) | 1,000円 |
| M8鬼目ナット(16個) | 300円 |
| 合計 | 46,900円 |
今回は、ゴム集成材とアイアンレッグを使って、自分の希望するサイズに合うデスクを自作しました。
既製品で条件に合うものが見つからない場合は、DIYで理想のワークスペースを作るのも一つの方法です。
少し費用はかかりましたが、サイズやデザインに妥協しないデスクが完成し、満足しています。
デスク選びに悩んでいる方は、ぜひ自作も検討してみてください。
