近年は夏の気温が高くなってきており、各部屋にエアコンを設置するのがあたりまえになっています。
今回は引越しを機会に新しいエアコンを購入したため、実際の使用感などのレビューをお届けします。
購入したのはダイキン製エアコン「CXシリーズ」の2025年モデルです(公式ページ)。
実際に使用してみて感じたメリット・デメリットを解説します。
これまでエアコンのリモコンを見失うことが多かったため、スマホアプリでエアコンを操作できる連携機能のある機種を選びました。
外出先からの操作だけを考えるとSwitchBotなど他のIoTデバイス経由での操作も可能ですが、動作中の温度設定など本体側の現在の情報を取得できるわけではないため、メーカー純正アプリのある機種を優先しました。
結露水を利用した内部洗浄機能やフィルターの自動清掃機能など、メンテナンスの手間を減らす機能が充実している点が魅力的でした。
IoT機器導入の最大の動機が生活の手間を減らすことなので、その目的にも合致します。
上記のような便利機能を搭載している他メーカーの機種と比較すると、ダイキン製のCXシリーズは比較的安価に購入できます。
また、ダイキンは業務用のエアコンも手掛けている空調メーカーであり、信頼性という面でも問題がないと考えたのが理由です。
現在6畳用と12畳用を使用していますが、室内機・室外機の外形サイズはどちらも同じです。室外機については12畳用の方が少し重くなっています。

室内機を取り付けた状態です。同等性能の他機種と比べると室内機の高さはかなりコンパクトな反面、前面への張り出しは大きめなデザインです。
高さが小さいため、取り付け時に天井と干渉して設置できないといったトラブルは起きづらいと思います。

室外機も一般的なサイズ感です。

リモコンの形状です。電源には単4電池を2本使用します。

設置工事の様子はこちら。
実際に購入したCXシリーズ2025年モデルの6畳用と12畳用についてスペックを記載します。
| モデル名 | S225ATCS | S365ATCS |
|---|---|---|
| 広さの目安 | 6畳 | 12畳 |
| 電源タイプ | 100V平行型 | 100V平行型 |
| 冷暖房時の能力の目安 | 2.2kW | 3.6kW |
| エネルギー消費効率(APF) | 5.8 | 4.9 |
| 省エネ基準達成率 (2027年度) | 87% | 74% |
| 省エネ多段階評価点 (2027年度) | 2.0 | 1.0 |
| アプリ連携機能 | ||
| 空気清浄機能(ストリーマ) | ||
| フィルター自動清掃機能 | ||
| 内部清掃機能 | ||
| 室内機サイズ・重量 | 幅:798mm 奥行:265mm 高さ:250mm 重量:10kg | 幅:798mm 奥行:265mm 高さ:250mm 重量:10kg |
| 室外機サイズ・重量 (突起部分込み) | 幅:675mm(740mm) 奥行:284mm(326mm) 高さ:555mm 重量:21kg | 幅:675mm(740mm) 奥行:284mm(326mm) 高さ:555mm 重量:26kg |
室内機は対応畳数が20畳以上になるとデザインとサイズが大きく変わります。
| 18畳以下 | 20畳以上 |
|---|---|
| 幅:798mm 奥行:265mm 高さ:250mm | 幅:798mm 奥行:272mm 高さ:295mm |
室外機は適用畳数が14畳以上でサイズが変わります。
| 12畳以下 | 14畳以上 |
|---|---|
| 幅:675mm(740mm) 奥行:284mm(326mm) 高さ:555mm | 幅:795mm(873mm) 奥行:300mm(342mm) 高さ:610mm |

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今回は手動での接続手順です



本体のランプは写真の位置にあります。


SSID・KEYは写真の位置にあります。

使用したいご自宅のネットワークを選択します。
ファームウェアアップデートがある場合は完了するまでそのまま待ちましょう。

複数台登録する場合は識別しやすい名称を付けましょう。

登録が完了するとアプリのホーム画面に機器が表示され、操作可能になります。

国内メーカーの製品らしく非常に多機能です。
全ての機能を使用しているわけではないため、実際に使って便利だと感じている機能に絞って紹介します。
スマホアプリからエアコンの基本操作が可能です。
もちろん外出先からの遠隔操作にも対応しています。
純正アプリならではのメリットとして、現在のモードや設定温度などの詳細なステータス情報を取得できます。

エアコンの運転終了時に自動でフィルターをブラシ清掃してくれる機能です。

ダストボックスはフィルターの下部分に設置されています。

ダストボックスの収容量は約3年以上と大容量です。
次の写真は3ヶ月間暖房で使用した後のダストボックスですが、ほとんど埃は溜まっていなかったので一年に一回ほどの清掃で十分そうでした。

エアコン内部で発生した結露水を利用して熱交換器の汚れを洗浄する機能です。

熱交換器の掃除を自分で行うのは大掛かりな作業になるため、この機能があると日々のメンテナンスがだいぶ楽になります。
冷房や除湿などエアコン内部に水分が残る運転の停止後に、ストリーマの照射と送風による乾燥を行う機能です。

カビの発生防止に役立ちます。
放電によって菌や花粉、においの原因物質を分解するダイキンの独自技術です。
単純に送風で乾燥させてカビを生えづらくするだけでなく、原因となるカビ自体を分解することでより清潔に保つことができます。
暖房時は風向きを下向きに、冷房時は風向きを上向きに自動調整し、室内の空気循環を促しつつ直接体に風が当たらないように配慮してくれる機能です。

アプリのリモコン機能で操作できるのは、運転モードの変更、温度設定、風向きや風量の変更といった基本的な操作のみに限られます。
先に紹介したフィルター自動清掃などの細かい機能のON/OFF操作はアプリからはできません。
サードパーティ製アプリならともかく、メーカー純正アプリでエアコンの全機能の操作が行えない点は大きな不満点です。
フィルター自動清掃や内部清掃機能など、日常のメンテナンスの手間を省く機能が豊富に揃っています。
以前使っていたエアコンでは定期的に熱交換器部分やフィルターの清掃を自分で行う必要があったため、その作業が不要になり非常に楽になりました。
以前使用していたエアコンは上下方向の風向きのみリモコンで操作可能で、横方向の調整は手動で羽を動かす必要がありました。
CXシリーズは左右方向の風向きもリモコンで操作可能です。
狙った場所に風を集中させたり、部屋全体にまんべんなく空気を循環させたりすることが容易にできます。
ダイキンのエアコンCXシリーズは、充実した自動お掃除機能やスマホ連携機能を備えつつ、価格も抑えられたコストパフォーマンスの高いモデルです。
純正アプリの一部操作性に不満は残るものの、日々のメンテナンスの手間を大幅に減らしたい方や、外出先から確実にエアコンを操作・確認したい方には非常におすすめできる機種です。
引越しや買い替えを検討している方はぜひ候補に入れてみてください。

