審査や契約手続きを終え、いよいよ新居への入居が近づいてきましたね。UR賃貸住宅では、契約時に定められた「入居開始可能日」以降に鍵を受け取り、引っ越しが可能となります。
この記事では、スムーズに新生活をスタートさせるために知っておきたい「鍵の受け取りルール」と「入居前後の手続き・注意点」について詳しく解説します。
目次 非表示
鍵を受け取るためには、期限や事前の連絡などいくつかのルールがあります。当日慌てないように確認しておきましょう。
鍵は原則として入居開始可能日から1週間以内に受け取る必要があります。
入居開始可能日になったからといって、いつまでも受け取りを先延ばしにすることはできませんので、引っ越しスケジュールとあわせて計画を立てましょう。
鍵の受け取りには事前の連絡が必須です。契約時に渡された書類の中に、鍵の受け取り場所や連絡先、方法についての案内が含まれています。その内容に従い、必ず入居開始可能日の前日までに連絡を入れ、受け取り日時を調整してください。
団地や管理事務所によっては、土日祝日の対応可否など、鍵を受け取れる曜日や時間帯が限定されている場合があります。自分のスケジュールと合うか早めに確認しましょう。
鍵の受け取りに行けるのは、原則として契約者本人か、契約時に名簿に記載した同居人です。
それ以外の方が代理で受け取ることも可能ですが、その場合は必ず委任状が必要となります。委任状の書式や必要事項については事前にURへ確認してください。
受け取り当日は以下の2点を忘れずに持参しましょう。
- 賃貸住宅かぎ引渡し通知書(契約時に渡される書類)
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)

どちらか一方でも忘れてしまうと、鍵を受け取ることができません。注意しましょう。
鍵を受け取ればいつでも入居可能ですが、引っ越し作業に関して確認しておくべきポイントがあります。
引っ越し業者やレンタカーで荷物を搬入する日程が決まったら、事前に管理事務所へ連絡を入れましょう。
団地内にはトラックを停めて作業するためのスペースやルールが決められていることが一般的です。当日のトラブルや近隣住民への迷惑を防ぐため、引っ越しのトラックを止める場所(停車位置)を必ず確認してください。
無事に荷物を運び入れたら、荷解きと並行して必ず行ってほしいのが「部屋の点検」です。
入居時の部屋の建具(ドアや窓)や設備に不具合がないかを確認し、点検確認書を提出する必要があります。もし不具合箇所がある場合は、その場所と内容を詳細に記載して提出します。
提出期限は入居後7日以内です。もし提出を行わなかった場合、「入居時に不具合は一切なかった(すべて正常な状態だった)」とみなされます。退去時に元からあった傷の修繕費用を請求されるリスクを避けるためにも、必ず期限内に提出しましょう。

点検確認書には、直ちに補修が必要でない細かな傷や汚れについても記載が可能です。これは「自分が入居した時点で既にあった傷である」という証拠(証跡)になります。将来、退去する際に原状回復費用を求められた場合の対抗材料になりますので、気になる点は遠慮せずに記載しておくことを強くおすすめします。
入居時に建具や設備に機能的な不具合があった場合、管理側(UR等)で現地確認が行われ、修繕の必要性が認められれば無償で修繕が実施されます。
修繕のハードルが高く感じるかもしれませんが、実際には最低でもきちんと現地確認はしてもらえます。私が入居した際は、ごく軽微なものを除き申告した項目の8割以上で修繕が実施されました。
修繕の基準はあくまで「使用に問題ないところまで機能回復すること」が基本です。大規模なリノベーションのように新品同然になることはほぼありません。言葉を飾らずに言えば「日曜大工的修繕」で終わることも多いのが実情ですので、過度な期待はせず、生活に支障がないレベルになればよしと考えましょう。
鍵の受け取りから入居直後の点検までは、期限が決まっている手続きが多くあります。
- 鍵の受け取りは入居開始可能日から1週間以内
- 入居開始可能日前日までに受け取りの予約が必須
- 当日はかぎ引渡し通知書と身分証を持参
- 入居後7日以内に点検確認書を必ず提出
これらを漏れなく行うことで、安心して新生活をスタートできます。特に点検確認書は退去時の自分を守る大切な書類ですので、しっかりチェックして提出し、控えを保管しておきましょう。

